中国製の、ノーブランド爆安ソフトウィールを試す
スケートボードのウィール。
意外に値が張りますよね。相場は6,000円といったところじゃないでしょうか。本場アメリカからの輸入だからでしょう。
ふと、中国のAmazonこと、AliExpressを覗いてみたら、さすがの自前大国(!)、売ってました。
しかも、衝撃的すぎる価格! 1コの値段じゃありません。4つセットです。
さらになんと、送料無料!! その代わり、届くのにたっぷり半月かかります。
そして、商品説明が若干怪しい。
78"AA"なんていう単位ははじめて見ました。
格付けじゃありませんからね。
ぼくは前向きに「78A」と読み替え、ソフト・ウィールが来ることを信じて、ポチッとしました。
なお、「直径55mm × 幅32mm」は正しかったです。
ネットで調べても、レビューの類は無い模様。
ここはぼくが人柱になる覚悟で試してみましょう!
来ましたよ。到着予想から1日遅れで着きました。ポスト投函でした。
途中、出入国でやはり時間がかかっていました。
(ぼくは通販の商品が届くのをものすごくたのしみにしてしまうタチで、日に何度も追跡サイトを開いてはチェックしていたのです)
中を開けると、「あー、たしかにBONESとかアメリカのウィールを買うと、必ずこんな風にステッカーが挟まっているよねー。」という棒読み的な感想が浮かびました。
さすが、それっぽく真似するのが上手です。
しっかし絵柄がダッセェwww。
これは貼りたくないなぁ。
商品説明や店舗案内などの文字情報は一切入っていませんでした。このステッカーの裏も無地。これぞほんとの「ノーブランド」です。名の知られていないブランドという意味ではなく、ほんとにだれが(どの会社が)作ったのか、まったくわからないのですから。
あらゆる方向をお見せしようと、並べたのが上の写真です。
外側は、「コニカル」という形状と言うんですかね。
反対に内側は、ほぼストンと平面になっています。
なお、幅は32mmですが、設置面は28mmといったところ。
中心には、いわゆる「コア」が入っています。
ただし、ベアリングとベアリングの間は、一般的な10mmよりも狭いです。
したがって、ぼくの手元の10mmのスペーサーは入れられませんでした。
(8mmのスペーサーならばちょうどよいのか、今度試してみようとおもいます。直径55mmと小径の部類とは言え、クルージング用のソフトウィールですから、スペーサーを挟んで足回りを軽快にしたいものです)
クルーザー・シェイプのデッキにも、よく合います。満足。
さっそく家の周りを滑ってきました。
まともに走れます!!!
従前のウィール(78A/直径62mm/幅50mm、もしくは、83A/直径59mm/幅45mm を履かせていました)に比べると、パンピングの進み方がぜんっぜんちがいます!
やはりグリップ力が落ちるせいでしょう。トラック、ブッシュがクイクイ反応し、曲がります。
ちなみに、トラックはACEの"11"サイズ、ブッシュはBONESのHardcore Bushingsの"soft"です(あ、それだと柔らかすぎたから、地面側だけACE純正のブッシュに戻したのだった)。
問題は、耐久性ですね。たいして期待はしていませんが、乗っていて崩壊しなければいいんですが・・・。
最後に、AliExpressのウィール関係で、おもしろかったもののリンクを貼ります。
中国でどのようにウィールが作られているのか、商品画像の中に動画が入っているのです。おそらく、製造工程を見せることで消費者を安心させようとしているのでしょうが、この「家内手工業」感が、却って不安にさせます。
https://ja.aliexpress.com/item/4000424914606.html?channel=twinner
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